2024.11.01-11.31
title: Musica for 星天qlay
contens: A0(841mm × 1189mm)サイズのポスター34枚+2500mm×2500mmの壁面からなる、横浜市保土ヶ谷区の高架下一帯のパブリックスペースにおける展示
material: 再剥離シートにレーザー印刷

この作品郡は、
高架下の展示を主催して頂いた、横浜市保土ヶ谷区のアートスペース「 PILE」の会員・スタッフの方々、保土ケ谷ガイドウォークのボランティアの方々、お隣のシェアハウスのヤドレジ に住む方々…展示準備中にその場所で関わったものを素材として、そこに住む方々や、「まち」の日々を記録させてもらうことから成り立っています。



保土ヶ谷区の街の歴史や、展示場所の高架下一帯の音や写真、その場所で生活している、お子さんやそのご家族の方、その街で出会った方に描いて頂いたイラスト・文字・落描きなどの素材を組み込んでいます。
具体的には、旧東海道を初めとした昔の地図や、織物工場があった時の写真、相鉄線の駅のホームの音、現在の横浜ビジネスパークの写真、高架下のカフェのレシート、ワークショップで楽譜に色鉛筆で書いてもらった絵などをまとめました。









その後、それらを「音楽・楽譜」という自分のテーマのもと、スキャンしたり編集したり……という制作と、印刷・施工を行ないました。
その素材を通して、保土ケ谷区での思い出を振り返ると、とても豊かな時間であったことを再認識させられます。私の作品は、約5か月にわたる、「コミュニケーションの譜面」を表現しています。



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Score.01~02_B “相鉄線のワルツ”








相鉄線の吊革、ドア、時計、改札、ホームの椅子の形や色や配置の特徴を譜面に見立てました。
それぞれの要素は実際の鉄道に即しています。(相鉄線内の吊革の並び方が3個・5個・11個・5個・11個・5個・11個…であること等)
楽譜における楽器のパート分けの記載をモチーフとして、
吊革のパート(strap)、
ドアのパート(door)、
時計のパート(clock)
改札のパート(gate)
椅子のパート(chair)
といったグラフィック表現を行いました。
また、駅構内で聞こえてくる音を文字に起こし、オノマトペとして楽譜内に組み込んでいます。
さらに、同時期に展示を行ったイラストレーターの方からインスピレーションを得て、その活動的な女性像を、行き交う人々の中を弾むスカートのモチーフで表現し、組み込むというアレンジバージョンも制作しました。


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Score.03~23_C “Shibafu de ImaMukashi”

























相鉄線の高架下の芝生ゾーンには、正方形の柱が9本、対角線上に互いに向き合って立っていました。その場所に家族や子供たちが集う様子から、互いに顔が向き合うようなポスターをデザイン・制作しました。展示場所である、天王町駅〜星川駅の高架下一帯の星天qlay(ホシテンクレイ)のコンセプトである「生き方を遊ぶまち」から、自由気ままな子どもたちの顔をイメージしたグラフィックで表現しました。









相鉄線の天王町駅から星川駅の間を地図上で繋ぎ、出来た当時の間の地図・写真(旧東海道や繊維工場、スカーフ産業、商店街)の歴史を踏まえ、現在の、リニューアル後の国道16号線、帷子川、公園、シェアハウスなどをマッピングしました。散らばる要素は、約3ヶ月間のリサーチのあいだ、保土ヶ谷区のシェアハウスの住人の方や、ボランティアの方々、アートスペースでのワークショップで出会った方々と過ごした集積物をスマホのカメラに収めたものたちで出来ています。


その後、それらを「音楽・楽譜」という自分のテーマのもと、スキャンしたり編集したり……という制作を行いました。

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Score.24~29_D “Rikito Takayama Nachtmusik am Bellini Hill (YBP)”






展示場所である高架下に隣接する横浜ビジネスパーク(YBP)内の円形に湖を囲った施設にて、同時期に「夜」をテーマにした写真家の方の展示が行われました。その特徴的な図面と、ナハトムジーク(Nachtmusik)(Nacht(夜)+ Musik(音楽)の合成語)=夜の音楽をテーマにし、レコードを思わせるように回転させたグラフィックを制作しました。



写真の中のモチーフや生き物を抽象的に表し、対照的に、施設内の彫刻作品のスケッチを現実の位置に即してリアルなタッチで配置して、大胆さと繊細さの共存する夜の世界を表現しました。






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Score.30~34_D “YA!DORESHI”







高架下のシェアハウス、YADORESIには、長期制作中に何度もお世話になりました。高架下に住むという感覚は独特で、ワンルームがずらっと並んでいるのはまるで現代の秘密基地を思わせる作りです。
画面下段は、そんなシェアハウスを図面に起こし、RPGゲームのマップのように探検できるようなグラフィックを配置しています。



また、画面の上部分には、住人さんたちや、アートスペースを使用する人々やワークショップに参加した人々に描いてもらったイラストをシューティングゲームのキャラクターに見立て、「遊び」=「game」をコンセプトに制作しました。





